トリミングサロンの適正電力アンペア数はいくつ?

これからトリミングサロンを開業するに辺り、どの程度のアンペア数を契約すれば良いのか不安な方は少なくありません。

適正電力についてはエアコンの数やドライヤーの同時使用の台数によって異なってきます。



また、アンペア数が低いほうが基本料金が低くなるものの、ギリギリの契約をしてしまうとブレーカーが落ちやすくなってしまう恐れがあるので、電力は一番多く使うことを想定してゆとりをもって契約しておくのがオススメです。

例えば、10Aだったら1000W、20Aだったら2000Wというように、使用電力によっておおよその目安が比較的わかりやすかったりします。

実際に電力が足りるか足りないかは、内装会社や電力会社にドライヤーの最大で同時使用台数とエアコンの使用台数やワット数などは絶対に確認をしておきましょう。

目次

A(アンペア)ではなくkVAの場合

東京電力などはA(アンペア)表示ですが、関西電力などはkVA表示の契約になってます。

10Aだと1kVA、30Aだと3kAVというように、覚えてしまえばそれほど難しくはないかと思います。

トリミングサロンで電力の高い電気製品を確認する

ドライヤー・ブロワー

ハンドドライヤー、大型ドライヤー(アーム式の天吊りやスタンドタイプ)、ホースドライヤー(ブロワー)のものなどありますが、どちらも1200W〜1500Wほどです。

意外とハンドドライヤーでも大型ドライヤーでもブロワーであっても、使用電力の差はそれほど大きくありません。

エアコン

エアコンは一番電力を消費するものになりすし、トリミング室と受付などで2台のエアコンを付けることもあると思うので、エアコンの台数によってアンペア数を変えなければいけなくなるケースも少なくありません。

とくにトリミングサロンはドライヤーを使うことで室内の温度が上がりやすい特性があるので、対応畳数よりも1つか2つ上のエアコンを取り付けないと、夏場の暑いときにエアコンの効きがイマイチで汗をかきながらブローをするという環境になりかねません。

当店は最初これで失敗をして、途中でひとつ上の畳数のエアコンに切り替えました。

また、エアコンは暖房の方が使用電力が高いのですが、トリミングサロンはドライヤーを使うことも多いので、暖房機能をフルで使うというのは考えにくいと思うので、暖房の最大の電力はそれほど考慮しなくても良いのではないかと思います。

電子レンジ

電子レンジを置いているトリミングサロンも多いかと思いますが、電子レンジも電力が消費が比較的高くなってしまいます。

500Wの電子レンジであっても実際に使用する電力は1.5倍以上消費していることが多く、1300Wほどの電子レンジが一般的のようです。

なので、あまりワット数が高いものは置かずに500Wほどの電子レンジに抑えておくようにしましょう。

また、ワット数的にエアコンやドライヤーを同時に複数稼働させていると電子レンジをつけるとブレーカーが落ちてしまうということもあり得ます。

その他の電化製品

有線のバリカン、冷蔵庫、パソコンなどの家電製品を使うこともあるかと思いますが、これらの電力に関してはそれほど大きいものにはなりにくいです。

ですが、地理も積もれば山となるので、ワット数に関してはギリギリではなくゆとりを持つことが重要です。

ヒトリマーの場合のアンペア数は最低30A

ヒトリマーでエアコンが1台、ドライヤーは1台しか使わないとなれば30Aでも足りるかと思います。

エアコンが2台でドライヤーが1台の場合はギリギリの可能性もあるので、内装会社や電力会社に確認をしてみるのがおすすめです。

2人以上のトリミングサロンの場合は最低40A

当店がまさに40Aの契約ですが、20畳対応の家庭用エアコン1台とドライヤー3台を同時に稼働させてもブレーカーは落ちたことはありません。

エアコンが2台でドライヤーが2台だとギリギリだと思うので、エアコンが2台ある場合はこちらも内装会社や電力会社に確認をしてみてください。

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