キャッシュレス対応のトリミングサロンもかなり増えてきました。
しかし、本当にキャッシュレスを導入するとメリットがあるのでしょうか?
当店ではエアペイのサービス開始直後からキャッシュレスに対応しているくらい、比較的早いタイミングでキャッシュレスを導入しています。
その経験を踏まえて、トリミングサロンにおけるキャッシュレスについて解説をしていきたいと思います。
もはやキャッシュレス対応は必須
結論から言えば、トリミングサロンだけではなく、多くの業種でキャッシュレスに対応することは必須だと言えるでしょう。
2019年の国をあげてのキャッシュレス還元キャンペーンをきっかけに、日本でもキャッシュレスの波が訪れました。
当店でもキャッシュレス還元キャンペーン以降、以前に比べて1.5倍ほどのキャッシュレスの利用率が伸びました。
キャッシュレスを導入しているのが当たり前で、キャッシュレスを導入していない店舗はわざわざ通う明確な理由がない限り集客には苦戦をするでしょう。
キャッシュレスの方が単価が高くなる傾向がある
現金払いの方と比べて、キャッシュレス払いをする人の方が単価が高くなるようです。
単価が高くなる理由として考えられるのは、キャッシュレスだと現金を支払っている感覚が薄くなることと、キャッシュレス払いを中心としている方は年収が高い傾向があるようです。
年収1000万以上の方は8割ほどがキャッシュレスというデータもあるようで、オプションなどの費用を惜しまないお客様の来店に繋がる可能性があります。
多少のクレジットカード手数料よりも、キャッシュレス派の高収入の方が来店をした方がお店としては単価が上がりやすくなると言えるでしょう。
オーナーがキャッシュレスを使ってないと導入が遅れるケースも
オーナー自身がクレジットカードなどのキャッシュレスを普段から利用している方であれば、キャッシュレスを導入しているケースも多い一方で、オーナー自身が現金派だとそのメリットが分かりにくかったりします。
しかし、キャッシュレスを普段から使っている人からすれば、現金はそこまで持ち歩かずにクレジットカードなどの店舗で用事をなるべく済ませたいという気持ちになります。
キャッシュレスは手数料が高い?
キャッシュレスは手数料が高いということで導入を躊躇っているオーナーも多いようです。
エアペイや楽天ペイであれば手数料は大体3.24%ほどなので、これを高いと感じるか安いと感じるかは人によるかもしれませんが、キャッシュレスの導入がされていないことでお客様が離れてしまったらキャッシュレスを導入していないことが、結果として高くついているということも考えられます。
個人的にはお客様の利便性を上げるキャッシュレスは積極的に推進していくべきだと考えています。
お客様の利便性や満足度をあげるようなものは、積極的に導入をしていくことで、競合に比べて有利に集客ができます。
数千円の手数料をケチるよりも、お客様に喜んでもらえることを中心として考えると、キャッシュレスの導入は当たり前と感じるでしょう。
キャッシュレスの導入種類
キャッシュレスといって何十種類以上あり、一体どのキャッシュレスを導入したらいいのかわからなくなってきました。
最低限抑えたいキャッシュレスの種類は以下の通りです。
・クレジットカード
・PayPay
クレジットカードとPayPayの最低2つを導入しておくと、キャッシュレス支払いをしたい9割近くの客様をカバーできるかと思います。
エアペイであればクレジットカードや交通系電子マネー、Apple PayやQUICPayなど基本的なキャッシュレスに対応できます。
PayPayは直接申し込むか、エアペイ経由で各種QR決済と一緒に申し込む方法がありますが、現状では直接申し込んだほうが手数料が無料となりますが、今後は有料化にあたりエアペイと一括にしたほうが経理の面で楽になる可能性もあります。
クレジットカード以外にPayPayを押している理由は、今まで現金派だった方の利用率が一番高いのがPayPayだからです。
PayPayはクレジットカード払いではなかったお客様を中心として利用がされていて、当店でも全体の売上で6〜8%くらいがPayPayとなっています。
キャッシュレス還元キャンペーンから当店でもPayPayを導入しましたが、月日が経つにつれて利用率がどんどん上がっているのが特徴です。
LINEPayは事前決済がおすすめ
クレジットカードとPayPayは必須ですが、次に検討をしてもいいのはLINE Payです。
LINEPayは事前決済と言ってLINEのトークから決済をすることができるので、事前に決済をすることが可能なので、事前決済を導入する場合はLINE Payの導入を検討してもいいかと思います。
例えば、前日に決済だけを済ませたいお客様にはLINE公式アカウントのトークから決済の支払いができるようにリンクを送ることができるので、決済がスムーズに終わります。
コロナ禍の影響もあり、なるべく対面での決済をしたくないお客様にも対応ができます。
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