これからトリミングサロンを開業する方は、借入をしてもしなくても自己資金を貯める必要があります。
自己資金を貯めるための方法について解説をしたいと思います。
まずは一体いくらくらい自己資金を貯める必要があるのかを考える
トリミングサロンの独立開業には自己資金が必要なことは誰でもわかりますが、どの程度の自己資金が必要なのかまでを把握している方は少ないように思います。
おおよその自己資金の目安がわからなければ、どの程度の自己資金を貯めるかが分からないので、ゴール設定ができずに自己資金を貯めるということに挫折をしてしまうかもしれません。
やはり自己資金を貯めるには、明確なゴールを作っておくことで、それに向けて頑張って努力ができるようになれると思います。
以下の記事では独立開業資金の考え方について解説をしているので、開業資金についていくらほどかかるのかを知りたい方は記事を読んでみてください。
>>【トリミングサロン経営者が解説】独立開業平均資金は200〜800万円!?オーナートリマーになるための大切な考え方
まずは固定費を削減する
固定費とは毎月必ず費用が発生する費用のことです。
トリミングサロンを経営するのも、生活をしていくのも本質的には似たような考え方で固定費を削減するというのはとても大事です。
固定費には以下のようなものがあります。
・家賃
・保険
・通信費
・光熱費
・サブスクなど定期支払いをしているもの
固定費の削減は効果的に節約をすることができます。
家賃
家賃を下げる引越しをするのはハードルは少し高く、引越し代や敷金など新たにかかるお金も発生しますが、長期的に見れば大きな節約ができます。
少し郊外に住んだり、小さい賃貸物件に切り替えるなどをして1万円の削減ができれば、年間で12万円もコストの削減が可能です。
保険
若い方だと保険入っている方は少ないかもしれません。
保険は人生で家の次に高い買い物と言われているくらい、大手の生命保険などに入るとかなりの金額になります。
日本では高額医療費支給制度があり、自己負担の限度額が決まっているため、高額な生命保険に入る必要はありません。
とくに20代などの若い方であれば、病気にかかりリスクは確率的にはとても低いので、基本的には入るつ費用はないと思っています。
もし保険に入るのであれば、掛け捨てタイプの県民共済などに切り替えることで必要最低限の保険で十分です。
通信費
携帯代
個人的にはこの通信費の削減が最も手軽で効率よく節約ができるものなので、通信費の固定費を削減することをお勧めしています。
通信費の固定費の削減とは言っても、携帯を解約するということではなく、格安SIMに切り替えるだけで十分な節約になります。
最近ではドコモのahamoやauのpovo、ソフトバンクのLINEMOなどがありますが、20GBで3千円以下で契約することができます。
20GBも使わなければ容量が少なくてさらに安いプランもあるので、そういったプランへの切り替えも検討してもいいと思います。
個人的にはNTTのグルーブ会社であるOCNモバイルの10GBで1,760円のプランに加入をしていますが、通信速度も比較的早く安定をしていると感じています。
今まで1万円の通信費を3千円に削減することができたのなら、月に7千円、年間で8.6万円の削減になります。
ネット固定回線
家の固定で引かれているネット回線もネットの固定回線も5〜6千円ほどかかるので、格安SIMの容量で足りるのであれば解約を検討してもいいと思います。
格安SIMは20GBの大きな容量にして、ネットの固定回線を解約することができればトータルの通信コストは大幅に削減することも可能です。
月に7千円の削減ができたら年間8.6万の固定費が削減され、さらにネット回線も解約できるのであれば追加で7.2万が削減され、トータルで年間16.2万の固定費の削減につながります。
固定費の削減を本気で取り組むと、ここまで大きく節約することもできるのです。
また、家ではネットをたくさん使いたい方は、ネットの固定回線は契約をして、携帯代は3GBで千円くらいのプランに切り替えて、外では動画を見ないようにするなどすれば少ない容量でも足りると思います。
光熱費
光熱費は電力自由化になり自分で安い電力会社と契約ができるようになりました。
基本的には電力供給自体は東京電力や関西電力など、今まで契約をしていた電力会社からされますが、支払いなどの窓口を変えるだけで電気料金が安くなります。
金額としてはそこまで大きくありませんが、今までと変わらずに電気代を削減することができるので、最も手軽な固定費の削減とも言えます。
電力会社を変えてたからというデメリットは基本的にはあまりないので、あなたの地域で一番安い電力会社に契約を切り替えてみるのがオススメです。
>>エネチェンジ(電気の切り替え比較サイト)
サブスクなど定期支払いをしているもの
よほど必須なものでなければ代替の無料サービスなどに乗り換えを検討してみてください。
例えば、音楽のサブスクであればSpotifyの無料のプランに切り替えをしたりするなど、毎月少額でも定期的に支払いをしているものを見直してみることをオススメします。
副業で稼ぐ
今まではあなたが稼いだ支出を守るためのディフェンスをすることを中心に書いてきました。
ここからは副業として稼ぐことをお勧めします。
今の時代、副業といっても本当にさまざまなものがあり、メルカリで使わなくなったものを販売したり、minneでハンドメイド商品を販売したり、ココナラであなたの知識を販売してもいいと思います。
YouTubeなどは収益化までが非常にハードルが高いですが、長期的な視点でチャレンジをしてみてもいいと思います。
コメント